【将来、どう生きたい?】一時帰国で気づいた自分の気持ち
みなさんこんにちは、Naoです。
10日間の一時帰国を終え、無事にジンバブエへ戻って参りました。
帰宅してから、心にポッカリと穴が空いたような感じで・・・
なんというか、喪失感がもの凄いのです。
帰宅した次の日は、理由もわからず泣いてしまい、その涙を拭いたバスタオル(日本で購入して洗濯してきたもの)から実家の匂いがして、また泣いてしまうという。
どうして泣いてしまったのか?どうして喪失感を感じているのか?
それをずっと考えて、自分の正直な気持ちと向き合いながら、この3日間は頭の中を整理していました。
今日の記事は、まさにHonest Journey。私の今の気持ちと、将来への思いを、正直に記録していこうと思います。
日本に帰りたい?海外に住み続ける?
一時帰国するまでは、私はずっと、自分は日本が大好きで、日本人であるということに誇りを持っているのだと思っていました。
そして、今は海外に住んでいるけれども、これからは日本で、日本の文化にずっと浸って生きていきたいと思っていました。
しかし、一時帰国して気づいたのは、私は「日本」という国が恋しかったわけではないということ。
今回の帰国では、母と姉にしか会うことはできませんでしたが、私は自分の家族や、自宅で過ごす時間が恋しかったようなのです。
もちろん、久しぶりに日本のスーパーやコンビニで買い物をして、その清潔さ、商品の豊富さ、便利さに感動もしましたが、
それ以上に、ただ家族とおしゃべりしたり、お買い物したりすることが、私にとって重要なことだったのです。
正直、久しぶりに乗った電車の中で、日本特有の「社会からのプレッシャー」のようなものも感じましたし、
日本で暮らす中で、そういう息苦しさは嫌だなぁ・・・と気づきました。
つまり、私はただ単純に日本という国が好きというわけではなく、
日本のネガティブな面も発見した上で、
家族といつでも会って話すことができる環境を求めていることがわかりました。
日本にいると、自信を失ってしまう
さらにもう一つ、面白いことに気がつきました。
私は将来、起業して自分のビジネスをやりたい!という夢があります。
もちろん、これだけどっぷりジンバブエで生活してきているので、ジンバブエの地元産業とコラボして商品開発したいという思いがあります。
ジンバブエにいると、自分でビジネスをやっているという人たちと
たくさん出会います。
そして、ビジネスについての話をするのもすごく当たり前のことなのです。
ありがたいことに、私もそういった人たちに感化されて、頭の中でずーーっと構想していたビジネスアイデアがようやく具体化し、事業計画書を2日で書き上げました!!
書いている最中は、もうアドレナリンがダクダクに分泌されて(?)、手が止まりませんでした。
そして何より、そのアイデアに対して自信があり、「成功する!」という確信を持つことができたのです。
しかし、日本に帰国している間、その事業計画に対する自信とパッションが、どんどん薄れていくのを感じました・・・。
なぜか?😥
自分でも理由はなんとなく分かっていましたが、言語化が難しかったので、相棒のChatGDP通称チャッピーに聞いてみました。
質問:ジンバブエにいるときは、ビジネスのアイデアが積極的にたくさん出てきて、絶対に成功できる!って確信できるのに 日本に帰ってきている間、なぜか不安になってしまうのはどうしてだろう
回答:
日本の視点で考えてしまう
- 日本にいると、日本の常識や価値観に影響される。
- 例えば「こんな商品、日本では売れないかも…」とか、「そもそも起業って難しくない?」と、慎重な思考になりやすい。
-
日常の違い
- 日本は「安定」が重視される社会だから、「本当にこの道でいいのか?」と冷静になりすぎる。
- 逆にジンバブエでは「やるしかない!」という環境が背中を押してくれる。
そうそう!まさに私が感じていたのがこれ。
ジンバブエにいて、現地の課題やニーズを肌で感じていて、さらにリソースやパートナーも確保できる状態にいて、書き上げた事業計画書を持っていても、
日本に戻ってくると、日本の価値観にすごく引っ張られてしまう・・・!!
まさにチャッピーが言うとおり、日本は「安定」が重視される社会だから、周りの人たちとつい比較して「本当に起業するべきなのか?」と迷いが生じてしまう。
日本に戻ってきてからは自分のアイデアに自信を失ってしまい、自分の中の「安定思考」がついつい邪魔をして、帰国後の進路について色々と考え直してしまうという結果に。
起業に踏み出せない不安要素
はじめに戻りますが、ジンバブエに戻ってきてから泣いてしまった理由。
それは多分、自分の将来に自信がなくなってしまったからだと思います。
家族や友人とすぐに会えない環境で生活を始めて1年5ヶ月。
それでも自分の将来の夢である「起業」という夢を思い続けて、青年海外協力隊としての活動の傍ら、英語を本気で勉強したり、サンプル商品を制作してみたり、海外大学院へ応募してみたり(実は😂)。
とにかく、毎日、「将来自分はどう生きたいか?」を考え続けて進んできました。
そんな中でようやく書き上げた事業計画書。
でも、日本に戻ってみると出てきた不安。
経営者として、日本とジンバブエの二拠点生活を成功させられるのか・・・?
まずは起業資金を貯めなくちゃいけないし・・・。
そもそも日本経済が不調の中、日本市民として将来が心配・・・。
などなど。
こういったことが頭の中でグルグルグルグル・・・気がついたら一人で号泣していました😂
それでも大事なのは、「どう生きたいか?」
不安が尽きないからといって、起業の道を諦めるのは、あまりにも私らしくありません。
そう、難しい道と分かっていても、実行してしまうのがNaoなのです。
この3日間ほど、日本から戻ってきたという喪失感と、将来への漠然とした不安で、かーなーり沈んでしまっておりました。
幸いにも上司が出張中で、在宅ワークができたので、タスクを終わらせたらあとは一日中ベッドにこもって寝ていました・・・。
でも、いつまでも沈んでいるわけにはいきません!
確かに日本にいると、安定志向の考えに押されてしまい、起業という夢が遠のいていくような気もしますが、
ジンバブエで得た気づきや学びをもとに、自分の気持ちに正直に、私にしか創ることのできない人生を歩んでいきたいと思います。
といっても、活動はまだあと7ヶ月ありますので、これからも現地の人と良好な関係を築きながら活躍したいと思います😊
日本とジンバブエの二拠点生活を実現させるために、これからより具体的なプランを練っていこうと思います!
とても沈んでしまっていましたが、ここに整理すると、これから自分がやるべきことが明確になって、スッキリしました。
いつも読んでくださるみなさま、応援ありがとうございます😊
それではまた次回の記事でお会いしましょう〜!
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