アフリカ生活で直面したアジア人差別と過食症の原因
みなさんこんにちは、Naoです!
YouTubeでも公開しましたが、今日はジンバブエ(だけではなくアフリカ全域だと思いますが)でのアジア人差別について。YouTube動画 からかわれて、我慢して、食べて泣いた
ジンバブエで生活していると、日常的にアジア人を侮辱する言葉をかけられたり、非常に嫌な思いをするのが事実です。
彼らはアジア人を見かけると、勝手に中国人と決めつけ、「チン・チャン・チョン」という言葉を使って私たちをからかう、バカにするため、日本人としての尊厳を完全に失う気分になります。
チン・チャン・チョンやチン・チョンは、欧米において中国語の言語を真似たものであり、元々は中国系を嘲笑するために使われる人種差別的な蔑称である。ベトナム人やモンゴル人等を含めた黄色人種全般に使われることもある。
実際のところ、この言葉は全くデタラメのようなもので、アジアの言葉でそんな変な発音をするものはないし、見ず知らずのアジア人に挑発的に使用すると非常に危険なものであるということを分かっているジンバブエ人は一人もいないだろう。
彼らはアジア人を見かけると、いわば反射的に、この言葉を言っているのだ。
だからこそ、私は非常に強い嫌悪感を抱いている。
差別=いじめと同じ
私からすると、彼らがこの言葉の意味を知らないとか、アジア人=中国人と思い込んでいる無知であるとか、そんなことは全く関係ないのである。
そもそも問題なのは、彼らが私たちアジア人に対して「からかってやろう」という気持ちを持っていることなのだ。
誰かをバカにするのは、いじめっ子の心理と一緒であり、絶対に許されるべきではないと思う。
これが私の意見です。
人種差別されると、「惨めな気持ち」になる
もちろん言い返したりなんかしない。
たまに、自分の機嫌がいい時や、気持ちに余裕がある時は、「ジャパニーズだよー」って言ってあげることもある。(優しい)
しかし、毎回毎回そんな対応してられないのが本音。
特に疲労が溜まっている時や、あまりにもしつこく差別用語を言われる時は、私の中でなんとか保っている平常心がポキッと折れてしまうのです。
どうしてそんなこと言われなきゃいけないの?
私があなたに何か悪いことした?
その言葉の意味分かって言ってるの?
いろんなことが頭の中でぐるぐるぐるぐる・・・
だけど絶対に言い返したりなんかしない。
絶対に、このいじめっ子たちの思い通りになんかならないんだから!!
表情ひとつ変えず、その場を静かに立ち去ることに努めるのです。
ストレスによる過食症
そうやって蓄積されたストレスや、差別による惨めな思いから逃げ出すために、私は過食症になってしまったのです。
もともと、日本にいたときは健康食品が大好きで、食事管理も徹底して行い、ジャンクフードとは無縁の生活でした。
たまに息抜きでそういった食べ物を楽しむときもありましたが、月1回あるかないかで、かなり健康には気を遣っている方でした。
しかし、ジンバブエに来てからそのような差別に遭うようになり、まさに「いじめられっ子」の気持ちで、自分の中で消化しきれない思いを、食べることでなんとか抑えようとしていました。
気がついたら、過食の頻度も増え、多い時で週2〜3回も、しかも短時間で、お腹が痛くて気持ち悪くなってしまうほど、食べ物を詰め込んでしまっていたのです。
しかも、どんなものを食べてたかと言うと、
ファストフード店のピザやフライドチキン、スーパーの菓子パン(体に悪そうなクリームたっぷり😱)、ドーナツ(油たっぷり😱)大量の白米、パスタ、ビスケットなど・・・。
今にも泣きそうな気持ちを抑えて、スーパーに寄っては、とにかく無心で食べ物を買い漁っていたのです。本当は食べたくもないものを。
食べた後に残るのは強い罪悪感。そして屈辱。
私はいじめには絶対に屈しないし、威厳を保って強く生きていたいのに、結局負けてしまっているじゃないか。
ストレスを解決するはずだった過食によって、心の状態はますます悪化していったのです。
過食症を克服するために
ずっとこのままでは、何の解決にもなっていない。
そこで、本気で過食症を克服しようと覚悟を決めました。
まずは過食の原因であるストレスをなくすために、以下を実践することにしました。
①差別に遭わないように、なるべく街中を歩かない
②買い物などで出歩く際は、イヤフォンをする(安全上、推奨はしない)
③タンパク質多めで、バランスの取れた食事をする
④ウォーキング、ハイキングなどで体を動かす
⑤睡眠時間をしっかり確保する
これらを始めてから3週間ほど経ち、心の状態がどんどん良くなっているのを実感しています😊
この期間も、差別に遭った後に一度、過食をしてしまったのですが、それでも自分のことを責めることなく「しょうがないね!」と自分を慰めてあげることができ、
次の日からまた①〜⑤を心掛けて、ストレスを少しずつ取り除いていくことができたのです。
また最近は新しい友達もできて、みんなで山登りをしたり、新しい娯楽を楽しんでいます🎵
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往復2時間のハイキング! |
海外で生活することの難しさ
普通に日本で暮らしていれば経験することのない、差別。
こういった苦しみや、過食症に悩んで、やっぱり海外で生活するって簡単なことじゃない、そう痛感しています。
それでも、慣れない土地で自分なりのストレス解消法を見つけたり、できる範囲で健康的な食事を実践したりして、必ず過食症を克服します!
ちょうど1週間後は28歳の誕生日。まずは増えてしまった体重を戻して、ストレスフリーな状態で誕生日当日を迎えたいと思います✨
それではまた次回の記事でお会いしましょう👋YouTubeも見てくれてありがとうございます!
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