ジンバブエで経験した、心に残る卒業式
みなさん、こんにちは!Naoです。
みなさんは、仕事を通じて心が震えるような感動を味わったことはありますか?
先日、私が勤務している大学で卒業式が行われ、1,200名以上の学生が新たな一歩を踏み出しました。
私はPR部のスタッフとして、準備に追われながらも、とても印象的な「感動の瞬間」を経験しました😌
卒業式準備の1週間
ジンバブエの卒業式は教育機関にとって一大イベント!VIP招待に向け、会場やもてなしの準備に大忙しでした。
PR部門の私は、招待客用ギフトの詰め込みや、校長先生のスピーチ資料作成などを担当。
特に前日は、プリンター故障や停電で3時間以上かけて資料を印刷するなど、予想外のトラブルも発生。
「ついにこの環境にも慣れたなぁ」と思いながら、夜8時にようやく準備が完了しました(笑)
お祭りのような卒業式
当日、朝6時に出勤し、写真撮影のため敷地内を駆け回りました。
音楽コースの学生による伝統ダンスや演奏、観光コースの学生によるVIP接待など、まるでお祭りのような雰囲気!
ちなみに、ドレスコードのネイビーブルーのスーツは持っていなかったため、上司のおさがりを着用。サイズが合わず裁縫科で直してもらい、普段とは違うフォーマルな姿に「You look so good!」とたくさんの人に褒められました。😂
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上司のおさがりを着た私と双子の元教え子 |
卒業生の大合唱に囲まれて
1,200名の卒業生全員が名前を呼ばれ、大臣から卒業証書を受け取った後、
音楽グループのDJが曲を流すと学生たちの大合唱が始まりました。
卒業生たちの高揚感を間近で見たとき、ようやく「あぁ、私はここジンバブエで、必死に歩んで来たんだ」と実感しました。
この1年2ヶ月、苦しいことばかりで、本気で帰国を考えたり、自分の価値を模索したりする日々。
それでも心の奥の『希望を求める私』を信じて、ここまで歩んできました。
その瞬間、みんなの大合唱の中で囲まれ、『希望を持ち続けたからこそ、今この素敵な景色がある』と心から思えました。
最後に待っていたご褒美
牛、鶏、豚全部載せランチ(アイスクリーム付き!) |
さらに、上司からVIP用ギフトボックスを特別にいただきました😭
中にはお米や食用油、洗剤、芳香剤、柔軟剤、コーラ、コーヒーなど、推定30ドル相当の詰め合わせ!🎁✨
引っ越し前なので、とても嬉しかったです!
「私の元で働いていれば、こういうちょっとした利益もあるわよ😊」と冗談交じりに言ってくれる上司は、シニアマネージャーとして信頼される存在。
ほとんどのスタッフがすでに休暇に入る中、ボランティアの立場で一生懸命働く私をしっかり労ってくれました。
尊敬できる上司のもとで頑張れることは、私にとって大きな喜び。
今回味わった「感動」は、お金では得られない価値を、すこーし感じさせてくれました😁
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