途上国のイメージが覆る!ジンバブエ人の驚くべき向上心

みなさんこんにちは、Naoです!

突然ですが、みなさんは「途上国」と聞いたら何を想像しますか?

ボロボロの服を着た人たち、教育を受けられない子ども、ハエが集まる市場...。

そして、なんとなく「かわいそう」という感情が出てくるのではないでしょうか。

今日のブログでは、日本人の頭にこびりついている「途上国=貧しい」というイメージを払拭したく、ジンバブエで出会った向上心あふれる人たちの話をご紹介します。

あるタクシー運転手との出会い

首都ハラレでタクシーを利用したときのことです。 車に乗り込み出発すると、フレンドリーなジンバブエ人とのたわいもない会話が始まりました。

私はその日、あまり人と話したい気分ではなかったので、かなり適当に返事をしていました(笑)。

しかし、私のアンフレンドリーな態度にもかかわらず、日本人が一番言われたくない言葉No.1である「中国人?」と聞かれてしまいました。

「日本人だよ〜」と、また適当に答えて会話を終わらせようとすると、予想外の返事が返ってきました。

「日本に行ったことあるよ!」

なんと!ジンバブエで、日本に来たことがある人との出会いはとてもレアです。

そこから一気に彼への興味が湧いて、次は私のほうから質問攻め(笑)。

聞くと、彼は日本の大学院に留学し、経営学の修士号を取得したとのこと。 さらに、イギリスにも留学して同じく経営学を学んだそうです。

そして現在は、ジンバブエで日本車の輸入ビジネスを経営しているとのこと! タクシー運転手は隙間時間を活用したお小遣い稼ぎのようで、日本でいうタイミーのような感覚だそうです。

いやー、おっちゃん。めちゃくちゃやり手ですね!(すごい!!😲)

途上国の人は貧しい?勉強ができない?

私は、日本人が潜在意識として持っている「途上国の人は貧しい」「途上国の人は勉強ができない」というイメージを取っ払ってほしいと思っています。

今回のタクシー運転手のみならず、私はこういった向上心あふれるジンバブエ人に何度も出会ってきました。

例えば、スウェーデンで持続可能性の修士号を取得した人。 日本政府のプログラムで土木工学のトレーニングを受けた人。

さらに先日は、19歳の詩人・小説家の女性にも出会いました。 彼女は幼少期から文学に目覚め、これまで文学を専攻してきましたが、「もっと視野を広げたい!」と言い、今後はインドで薬学について勉強する予定だそうです。

ちなみに、私がここで紹介した彼ら全員、各政府や教育機関からの奨学金を獲得して学びの機会を得ています。

こういった熱意や向上心にあふれ、自分の可能性を広げているジンバブエ人に、私はある種の「憧れ」を抱いています。

私も将来は留学して、起業や経営についての理解をもっと深め、自分のビジネスを立ち上げたいという目標があります。 だからこそ、行動力のある彼らを間近で見て、「私も夢を叶えるぞ!」と大きな刺激を受けています。

19歳の詩人である彼女と映画を鑑賞した夜

途上国の人たちは貧しくなんかない

ジンバブエで生活していると、私の周りには、自ら機会を掴み取り、自己研鑽に努めている人がたくさんいます。

もちろん、彼らは過去に最低限の教育を受ける機会があり、奨学金などの情報も収集できるくらい、比較的恵まれた立場だったのかもしれません。

しかし、少なくともジンバブエには、こういった人たちが多く存在しており、私は彼らの向上心と行動力にいつも感心させられています。

そして、彼らと出会うたびに、「私なんかよりよっぽど賢くて勇敢だ」と心から思うのです。

今回の記事が、みなさんの途上国に対するイメージに新しい視点をもたらせたなら嬉しいです!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう〜!👋

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